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技術者の「人数」が点数になる理由
経審の「技術力(Z)」は、主に「工事種類別技術職員の数(Z1)」と「工事種類別元請完成工事高(Z2)」で評価されます。
経審では特にZ1の点数が重要視されます。
Z1は、技術者の人数が多くなれば点数も上がりますが、単なる人数ではなく、「技術職員数値」を用いて評価します。
Z点(技術力)を左右する技術職員数値の計算方法
「技術職員数値」は、技術者が持つ資格(1級監理受講者、1級技術者、2級技術者など)が評価の対象になります。
技術者が持つ資格に応じて1点から6点の**乗数(倍率)**をかけ、その合計値で評価する仕組みです。
したがって、点数の高い資格を持つ技術者を多く抱えていればZ点は高くなります。
とはいえ、人件費が関わることなので御社の状況によるところとなるでしょう。
技術者の採用の成否が会社の技術力評価(Z点)を引き上げ、公共工事受注の可能性を高めることに繋がります。

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