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経理処理の適正を確認する自主監査制度
経審のW5点(経理の状況)で加点を受けるための方法はどういったものでしょうか。
一定の要件を満たす経理実務責任者による「経理処理の適正を確認した旨の書類」の提出があります。
これは、自社の財務諸表が「一般に公正妥当と認められる企業会計の基準」に従っていることの証です。
建設業特有の会計処理のポイント
一般に公正妥当と認められる企業会計の基準の一つには、建設業に特有の工事収益計上基準があります。
この、工事収益計上基準(工事完成基準、工事進行基準など)が適切に処理されているかを確認するものです。
不適切な会計処理が判明した場合、経審の結果が修正されることがあります。
日頃から建設業の会計ルールに基づいた正確な処理を行うことが、信頼の基盤となります。

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